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​デザイン・素材について

大きく緩やかな曲線、シンプルで大胆なフォルムの

「0(ゼロ)」シルーズ、その他のほとんどのアクセサリーはロストワックス技法で量産し、人の手で磨き上げたアクセサリーです。

​個性的でありながら、幅広いシーンで身につけられるよう、着け心地と形の面白さ・美しさのバランスを考えながらデザインしています。

シルバーや真鍮は経年変化によって風合いが増していくのが

特長です。ヌメ革が使っていくうちに持ち主の色に染まっていくよう、シルバーや真鍮も使う人の個性が出てきます。

​古びてもデザイン・形の美しさがしっかり残るよう、「磨き」という工程を大切にしています。

​時間をかけて磨き上げたアクセサリーの存在感を是非手に取って感じてください。

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左:未使用          右:使用して1年
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​煮色仕上げ

​真ちゅう素材のアクセサリーは「煮色仕上げ」という技法で仕上げています。

​硫酸銅と緑青を溶かした液で煮て、意図的に表面を酸化させ古美を施す技法です。煮色仕上げをした後はワックスをすり込ませて、コーティングしていますが、使っていくうちに自然と擦れて元々の金属の色が出て明るくなり色の濃淡、立体の陰影が増していきます。

古美感を戻したい場合は有料で承りますのでお問い合わせください。

また古美の濃さは正確にはコントロールできないので、多少の個体差が出ます。

​布目象嵌(ぬのめぞうがん)について
(2018年製作/現在オーダーのみ
 

布目象嵌(ぬのめぞうがん)は古くは持ち込まれたポルトガルの鉄砲の装飾に使われていたことから、広く武具・武器に応用され広まっていったとされています。

現在では美術装飾に使われている技法です。

金属の板にタガネという道具で細かな切り込みを作り、そこに箔を嵌め(はめ)、象嵌する伝統技法です。

溝が「布目」のように見えることからこのように呼ばれています。

地域によって独自性を持った布目象嵌もありますが、鶫 tsugumi 銀小物製作所ではベーシックな布目象嵌の技法で布目のテクスチャーをしっかり残した仕上がりにしています。

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​漆について(2021製作休止
 

一部の商品では漆を使用しています。塗って硬化させ研ぐ、という作業を4〜5回繰り返しています。夏場は硬化させるのに2〜3日、冬場は4〜5日かかります。

伸びと発色が良いことから岩手産の浄法寺漆を一部使っています。

漆の優しく温かい質感、発色が人の肌に合うのではないかという発想から、漆を使用しました。

​硬化した後も極度の漆アレルギーの方はアレルギー反応が出る場合がありますので、ご使用をお控えください。

​お手入れについて

使用後は汗や汚れを乾いた布でふき取って、ホコリや湿気を避けて保管をお願いいたします。

シルバーの場合、汚れが気になる場合は市販のクリーナーをご使用になるか、重曹や中世洗剤とうで優しくこすり洗いをし、すぐ水気をふき取ってください。パールや漆を使用している商品はその部分を強くこすらないようにして洗浄してください。

真鍮素材のものは色上げとコーティングとワックスをかけていますので、乾拭きのみにしてください。

 

長期間保管する場合はできるだけ空気に触れないようにチャックの付いた袋などで密封して保管してください。

 

ご家庭でのメンテナンスでは行き届かない汚れや、ご自身でのメンテナンスが心配な場合、無料でクリーニングしますのでお気軽にお問い合わせください。

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左:洗浄前

​右:重曹、中性洗剤で歯ブラシでこすり洗い

​お直しについて

形あるものは、使っていれば壊れることもあります。

デザイン・製作を一貫して作っているので、多くの場合はお直し可能のことが多いです。

末長くご愛用いただければと思っていますので、お直し等の相談もお受けしております。

チェーン切れなどのお直しは、1回目は無料で承っております。

その他おの直しは、有料でお受けしております。

​どうぞお気軽にお問い合わせください。

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