新しいシリーズのsmall villageについてですが、「work」にまとめて載せる前に簡単にここで説明させていただきます。
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「small village」について
とある里山で見つけた景色と、そこにある素朴で美しく興味深い植物・生き物をモチーフにしたシリーズです。
幼いころから時折通っていたその場所は何十年経っても変わらず、ささやかな冒険があふれています。
季節ごと時間ごとに移り変わるその場所は自然に生まれた造形物にあふれ、そのままそこにあるだけ十分美しく、
時に畏れ多く、時に楽しませてくれます。
自分のフィルターを通して、より身近に感じられるようなアクセサリーにリデザインしました。
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福島の里山に年に5〜6回通っております。
そこは母の生家で、小さい時によく行っていた場所でした。
とあるきっかけがあり、ここ数年よく行くようになったのですが、幼い頃にこの場所で感じていたドキドキやときめき、新鮮さが再び自分の中にあることを発見し、
ここで感じたものを自分のフィルターを通して装飾品にしようと自然に思い始めました。
それまでは自然にあるものは自然のままが一番美しく、模倣してもかなわないしする気もないと個人的には思っていたのですが、
そういう頭でっかちな理屈を通り越えて心を動かされたのは、いろいろなタイミングが重なったからだと思います。
憧れや畏敬の念、その思いを残したい、もしくはあやかりたいという願望からできるデザインは昔からありました。
もしかしたらそんな気持ちに近い衝動だったのかもしれません。
いつかこの里山に来てみたい人は来て楽しんでもらえるような環境が整えられたらいいなと思っています。
しばらく、、、少なくとも今年いっぱいはこのsmall villageシリーズは続く予定です。
まだ試作段階ですが、どれも個性が違っているようなシリーズになるかと思います。
随時ゆっくりの発表となりますが、お楽しみいただけたら嬉しいです。
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